理事会をスムーズに行う方法とは?三役打合せの重要性を詳しく解説します!

マンション

サラ管ブログのはじめに 

他人任せで本当に良いのですか?あなたの約8割もの財産を‼

仮にマンションの購入金額が3000万円だとします。

その内あなたが直接享受できる利益はせいぜい約2割の600万円分しかありません。

実際、あなたの部屋を見渡してください。

3000万円分の価値を実感できますか?

あなたの目で見えるものが約2割の価値という事です。(キッチン・ユニットバス・洗面・扉等の造作・フローリング・クロス等・・・ちなみに玄関ドアや窓・サッシュは含まれません)

土地や建物の共用部分等に残りの8割の財産が「マンション管理組合」により管理運営がされています。

これを機会に関心を持ってみませんか?

マンション管理組合に。

こんにちは!サラリーマン・マンション管理士ブログの「サラ管」です。

先ずは簡単な自己紹介です。

私はサラリーマンの傍らで「マンション管理士」としてのスキルアップを日々心掛けてるアラフィフおやじの「サラ管」です。

好きな言葉は「継続は力なり」。サラ管ブログを通じて、皆様の人生において私の人生経験が少しでも役立てればと思い、記事を書き記したいと思います。

それでは本題に入っていきたいと思います。

理事会をスムーズに行う方法とは?三役打合せの重要性を詳しく解説します!

投稿日2021.2.16

更新日2022.1.26

三役打合せ(理事会前の事前打合せ)とは?

理事会当日の議題を前もって、理事長、副理事長、会計担当理事により検討します

私の参加しているマンションでは、管理組合の役員(理事長・副理事長・会計担当理事)、管理会社のフロント担当及び管理員、そしてマンション管理士が理事会の議題を予め検討します。

 

三役打合せ(理事会前の事前打合せ)はなぜ必要なのか・・

・理事会当日の議事進行を円滑に行う為

そもそもこの三役打合せ(事前打合せ)は、マンションの管理組合によっては開催される場合とそうでない場合があります。

1.開催される管理組合:マンションの管理運営に問題意識の高い区分所有者が比較的多い組合。
2.開催されない管理組合:管理会社が主導の組合。

問題意識の高い住民の多い管理組合の場合には、日々様々な問題や意見等が管理員や理事長等にあがってきます。

しかし、それらを理事会当日に台本の無い状態で行うと、議論が紛糾し長時間停滞してしまうなどのリスクがあります。

そこで、事前に「理事会の三役」と「管理会社フロント・管理員」(そしてマンション管理士等の専門家)にて議案(問題や意見等)を整理し、「理事会」を円滑に行えるよう精査整理して、あらかじめ方向性と落としどころを見つけておきます。

マンションの理事会は一般的に1ヶ月から2ヶ月に一度開催され、所要時間も1時間から長くても2時間程度です。

しかし、理事会役員が集まりやすい土・日曜日に、あるいは平日の夜からといった日々の疲れを取りたい時間帯に開催されますので、嫌々参加している方も少なからずいるのではないかと思います(なりたくないのに輪番制で回ってきたので仕方なく・・・など)。

そのような中で多くの理事が集まり議論が行われますので、議事を円滑に進行させ理事会を終了させることが重要です。

 

理事会の円滑な運営が役員のなり手不足の改善にも!

理事会前の三役打合せ(事前打合せ)において議題の検討が行われ、「理事会」において議論されるという一連の「合意形成」の過程が健全なマンションの管理運営には必要不可欠です。

ダラダラした理事会での議論が役員のなり手不足の一因とも言われますので、「三役打合せ(事前打合せ)」が役員のなり手不足の改善にもつながると考えられます。

健全なマンション管理組合を運営する事が資産価値向上に繋がります

一つ屋根の下で多くの区分所有者等が生活します。住みやすいマンションを将来に渡って実現する事は自分たちの資産を守り続けるという事です

そのためには、活発な議論やコミュニケーションが住民間では必要です。また皆が協力してマンションの管理運営に向き合っていく事が資産価値の維持向上につながります。

今後、マンションの購入に際して「管理の質」が購入の大きなポイントとなる事は間違いありません。

自分たちの資産(マンション)のさらなる向上を目指し、管理組合に関心を持ちましょう!

三役打合せ(事前打合せ)を開催しましょう!

民主的にそしてスムーズに議案を検討し方向性を定める理事会前の打ち合わせは、「合意形成」の過程でマンションの管理運営においては重要な位置付けです。

多くのマンションでの開催をお勧めします!

 

まとめ

・三役打合せ(事前打合せ)において、議案の落としどころをあらかじめ検討することにより、理事会当日は議案が円滑に議論され決議が円滑に行われるようになります。

・理事の三役に加え、管理会社フロント・管理員やマンション管理士等の専門家を交えることで、理事会をスムーズに行うことが出来ると考えられます。管理委託契約の理事会支援業務に「三役打合せの参加」を追加事項とする、或いはマンション管理士等の専門家の活用を考えてみてはどうでしょうか?

・三役打合せによる理事会運営は遠からず、マンションの資産価値の維持向上につながると考えられます。

 

 

 

 

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