こんにちは!サラリーマン・マンション管理士ブログの「サラ管」です。
先ずは簡単な自己紹介です。
私はサラリーマンの傍らで「マンション管理士」としてのスキルアップを日々心掛けてるアラフィフおやじの「サラ管」です。
好きな言葉は「継続は力なり」。サラ管ブログを通じて、皆様の人生において私の人生経験が少しでも役立てればと思い、記事を書き記したいと思います。
それでは本題に入っていきたいと思います。
私には夢の「マイホーム」。妻には「ユアホーム」。「アワーホーム」が正解!!
当時気付くことが出来なかった妻にとっての「ユアホーム」。
私の住んでいる家は築18年になる戸建て住宅です。
当時、住宅メーカーに勤務した経験のあった私は設計プラン(間取りや外観)作成には自信があり、建築士と相談しながらプラン作成を行い家を建てました。
建築雑誌を見ながら、あるいは渡辺篤史の「建物探訪」という番組を見ながら「マイホーム」に夢を膨らませていました。
完成した時の嬉しかったことを今でも思い出します。
しかし、妻にとっては「ユアホーム」。あなた(私)が勝手に作った全く納得のいかない家だったそうです。
あの時なんで家建てる際に意見しなかったのですか?
「家づくりの経験者の俺に任せろ」と、あの時あなたが言ったので任せました
・・・・・
「マイホーム」と「ユアホーム」
それでは、なぜ「マイホーム」と「ユアホーム」なのか?検証してみたいと思います。
私が「マイホーム」に実際住んでみて気付いた事。
メリット
・リビングに階段室を作り、家族が毎日必ず顔合わせできるように設計。
・1階のみで生活できるバリアフリー住宅。
・リビング吹き抜けのため坪数のわりに開放感がある。
・木造なので「木」の質感を味わえる。
・景色が良い(2階ベランダからは絶景が、そして裏手は山が望めます)。
・駅徒歩8分圏内(急行停車駅で都心まで15分)で利便性が良い。
デメリット
・特になし
妻が「ユアホーム」に住んでみて気付いた事。
メリット
・子育て環境は確かに良い。
デメリット
・吹き抜けがあるため暖房効率が悪い。
・木造のため冬が寒い。
・1階室内と階段室の壁は「杉合板」のために室内が暗くなる(壁のクロスが白いと夜でも明るいですが・・・)。
・景色に感動したのは最初だけ。
・坂道がきつい。
・近くにスーパー等が無い(でも自転車で5分程度の距離です)。
妻の「マイホーム」とはかけ離れていたという事実。
私の住みたい家は実現できました。
しかし、あくまで「マイホーム」の話。
そもそも問題点とは?
・妻が「冷え性」である事をあまり考えていなかった。
・妻には車の運転免許が無い事を考えてなかった。
・妻は原付免許を持ってはいるものの、方向音痴でその上運転センスが無いのをあまり考えてなかった。
現在の妻は、専ら買い物等は電動アシスト付き自転車を使用しています。ただ妻は出不精なところがあり、休日は家にいることがほとんどなので、ほぼ買い物は私が担当して行っています。
妻の「ユアホーム小言」から逃れたいという現実。
毎年冬になると、「寒い」とか「吹き抜け何とかして」と言います。
毎年夏になると、嫁が仕事から帰ってくると必ず、「坂がきつくて死にそう」とか「西日がきつ過ぎて死ぬ」と言います。
この家に住み続ける限り、死ぬまで「ユアホーム小言」を聞かされることになります。
ここのところ冬は比較的暖冬だったという事と、大型のガスヒーターを購入し小言被害は最小限で済みました。
しかし、毎年何らかの改善策を考えます。昨年は「隙間テープ」をサッシに貼りました。一昨年は窓に「断熱シート」を貼りました。
さて来年は吹き抜けでもふさごうか・・・。
マイホームでなく「アワーホーム」で考えよう
家づくりは「マイホーム」になってはダメですし、もちろん「ユアホーム」であってもダメです。「アワー(OUR)ホーム」でなければなりません。
その為には、自分の優先順位と家族の優先順位を出し合い、十分に話し合ったうえで、できれば第三者的立場の専門家の意見を踏まえたプラン作り(家探し)が必要だと思います。
当時、妻との「合意形成」が十分でなかったことを改めて後悔しており、これを教訓に「合意形成の大切さ」を日々肝に銘じながら生きていきたいと思います。
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